Why English 3?
なぜ英語が必要なのか3
今日は、受験戦争の現状と英語力の必要性について書きたいと思います。
僕は、小中高の一貫校で勤務しています。そのため、各所属の先生から情報を得ることができます。そこで得た情報をまず共有させてください。
◯中学校以上の学年は、ほぼ全ての学校が受験対策のための授業内容となる
大人になってから「あの時勉強しとけばよかった。」と感じたことはありませんか。僕もその一人です。なぜそのようなことが起こってしまうのか。それは、受験勉強の期間に馴染めず、一旦学ぶことに距離を置いてきたからではないかと最近考えるようになりました。
ご存知の通り、一部の超一流の学校を除き、ほぼ全ての中学校、高校では試験、受験対策としての"ベンキョウ"が実践されています。たしかに通勤の電車では、未だに単語帳を広げ、英語と言葉の意味を必死に頭に入れようとしています。点数を取れれば良い、そうすれば合格できて少しでも良い大学、目標の大学に行ける。もちろんこれでは、使える英語力はつきません。そしてこの問題は、我々が学生時代の時から何一つ変わっていないことが、問題の深刻さを物語っています。このような状況を打開すべく、数年前から志の高い先生方が全国を周り講演をされていますが、反応を見ると「思いの外変化につながらない」という反応がほとんどです。
僕自身一教員として、これからも生徒にとって価値ある学びを提供できる存在を目指していきたいと考えます。しかしこの問題は簡単には変わらない。そして親としては、正直受験勉強をする時間とお金を別の何か、子どもたち自身が学ぶことにワクワクするようなことに投資して欲しいと考えています。そしてその選択肢は残念ながら日本には少なすぎます。しかし海外の教育機関が視野に入れば、かなり大きく選択肢は広がります。しかも留学せずに、無料で大学の授業を受講することができる。アメリカのマッサチューセッツ工科大学もそのようなコースを持つ大学の一つです。選択肢が広がるからこそ、確かな英語力を身につけることは必須。次回は、海外の教育期間について、どうすれば英語をそこまで高められるか、僕が今考えていること、我が子への戦略を書きたいと思います。
本日もお疲れ様でした。オーストラリアの山火事が、1日も早くおさまることを願います。
Tatsuya Matsuoka
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